昔からガラクタの中を漁っているうちに良いものが見つかるような体験が好きでした。プラス、(この辺の価値観は人それぞれだと思いますが、)経済的な理由もあり服やアクセサリーは大体Thrift Shop(リサイクルショップ)で揃えてしまいます。服にお金をかける方ではないという話です。
アメリカのThrift Shopは基本が安価な上に良いブランドがタグ付きで2−30ドルで投げ売りされていることも多く、さらに今住んでいるWilliamsburgには大きなお店が何個かあって休みの日は色々回ったりしています。(これについてもいつか紹介できたらと思っています!)
しかしジュエリーを探すのはなかなか難しい。肌に直接着けていたものにはなんとなく抵抗があったり、サイズ感が日本人にはなかなか合わなかったりして。ピアスとなるとよく無くすのでH&Mとかで適当に買ってしまうことも多かったんですが、それもなんだかつまらない。かと言って何十ドルもするものをボコボコ買うこともできないし。と思っていたバイト帰り、Bedfordの路上で色んなアクセサリーを広げて売っている路面店に遭遇しました。
普段は立ち止まったりはしないんだけど、その日はなんとなく惹かれてしまった。色とりどりのブローチやピアス、ネクタイピンに指輪が大量に入った箱が無造作に置かれています。見た目からヴィンテージなのは間違いなさそうだ。
こういう路上のお店って安いようで意外と高かったりするんだよな、と思いながら、箱の中から見つけ出した指輪を店主らしきおじいちゃんに渡した。するとすごい顔で指輪を睨みつけたあと、「5 Dollars」と吐き捨てるように言ったんだ。
やっす!!!!衝撃的な安さ。当然即決。これがまあぶっきらぼうな爺さんで、お会計しても笑顔も何もなし。でもいっか、可愛い指輪ゲットできたし。家路に着いたが、何度見ても$5の指輪がなかなか可愛くて、その日はとてもいい気分で過ごした。
その後またバイト帰りに同じ道を歩いていると、同じおじいちゃんが同じお店を出していた!またお宝を見つけられるかも!と思って夢中で探っていると、おじいちゃんが「そろそろ閉店するよ」と言い出した。他のお客さんもいたし、今すぐに閉店じゃないのだろうと思って物色し続けていると、「聞こえなかったの?閉店!あんまりしつこく居座らないで欲しいよ、全く・・・」と聞こえよがしに言ってきた!ごめんごめん!もう帰る!また来るよ。
しかし私はその日、箱の中にとっても可愛い紫の宝石(当然フェイク)がついたピアスと金のフープピアスを見つけていたのだ。どうしても欲しかったので閉店作業中のおじいちゃんに声をかけてみた。
果たしておじいちゃんはどう出るのか!?
続きはまた次回!
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ヤマモト
がしました